腫瘍
【腫瘍】
腫瘍に関しては治療法はさまざまです。外科手術、抗癌剤、放射線、免疫療法などに並んで食事療法、漢方薬、ハーブ療法、ホメオパシー、ホモトキシコロジー、組織細胞剤、波動療法、温熱療法などなど、挙げればきりがないほど治療法はあります。しかしその中でもどの治療法が一番適切に治療が行え、飼主様も動物も満足できる結果が得られるのかを予測するのが一番難しい作業でしょう。特に自然療法と呼ばれる治療は、治療の傾向がつかみにくく、およそこれ位の確率でこうなるということが言明しづらい治療法です。ですから余計に飼主様とわれわれ獣医師との信頼関係が必要ですし、その信頼関係を基に闘い続けていくことになるのです。全てが全て、満足のいく結果を残せているわけではありません。全く歯の立たなかった症例もありますが、うまくいった症例の一部を紹介いたします。
《16歳、オス、シーズー》
口腔内悪性メラノーマ。手術をして摘出したが、1年後に再発し、その後ホモトキシコロジーと組織細胞剤の投与を毎週2回行う。再発後7ヶ月で他界したが、その間、元気に食事も食べて散歩もし、健康な頃と変わらない生活を送ることができた。
〈コメント〉
悪性メラノーマは浸潤性が強く、転移することも多い腫瘍であり、完治はなかなか難しい腫瘍です。広範囲の外科手術をしても10ヶ月くらいしか生きられず、できてしまった腫瘍だけを限局的に切除するような手術では2ヶ月と生きていられません。
しかし、今回の症例では7ヶ月も元気に過ごしていたということを考えるとそれなりに効果があったのではないかと思われます。



