ペット 犬 猫 避妊手術 去勢手術

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避妊・去勢

避妊・去勢について

避妊手術(メス)について
避妊手術
卵巣・子宮を摘出する手術です。
開腹手術になりますので3日間の入院となります。
メリット
●初回発情前に避妊手術をすることによって乳腺腫瘍の発症率がほぼ98%抑えられます。
また、初回発情が来てしまっても2回目の発情前であれば、ほぼ80%抑える事ができます。

子宮蓄膿症は避妊手術をした時点で100%発症しません。
避妊手術によって、発情時の出血はなくなりますし(犬)、しきりに鳴いたり、オスにまとわりつかれることもなくなります。
デメリット
卵巣、子宮を摘出することにより、本来のホルモン分泌がなくなりますので、毛質が変わる、骨が弱くなるなどの症状が起こるかもしれません。
太りやすくなることもありますが、これはしっかりした食餌管理で防ぐことができます。
手術するメリット、デメリットをしっかり考えなくてはいけないところです。

乳腺腫瘍
乳腺腫瘍というのは、ご存知乳腺に発生する腫瘍のことです。犬、猫の乳腺は前足の付け根付近から陰部の近くまで腹部の左右に2本走っています。
良性単発の腫瘍であれば、部分摘出でさほど大きな傷にもなりませんが、悪性腫瘍であった場合(特に猫に多い)は腫瘍のできた乳腺を全部取り除かなければいけない場合もあります。そうすると傷としては腹部全体となりかなり痛々しくなります。
また悪性であった場合には肺や腹部の臓器に転移する場合もあり、そうなった場合は手がつけられません。
子宮蓄膿症
子宮蓄膿症というのは、字のとおり子宮に膿がたまってしまう病気です。犬の場合発情後、1~2ヵ月で偽妊娠(想像妊娠)が起こりやすく、このときバイ菌が子宮内に入り込むと、中で増殖し膿がたまってしまうのです。(偽妊娠は犬の生理的な現象で起きてしまうことで、決して頭で考えて起きる、人間で言うところの想像妊娠とは異なります。)ですから発情後1~2ヵ月で陰部を異常に気にして舐める、オリモノが出てくる、食欲元気がないという症状がある場合にはこの病気を疑ったほうがいいでしょう。

去勢手術(オス)について
睾丸(精巣)を摘出する手術です。
吸収される縫合糸で、皮膚内に埋る縫合(皮内縫合)を行いますので、抜糸の必要がありません。
入院の必要もありませんので、手術当日に自宅へ帰れます。

メリット

肛門周囲腺腫、前立腺の病気、精巣の病気など(特に犬に多い)になる確率が、去勢手術によってかなり低くなります。
これらの病気になってしまってからであっても、去勢手術をすることによって進行を遅らせたり治療したりすることは可能ですが、状態次第では大変なこともあります。
去勢手術によって、攻撃的だったり、あまりにも活発すぎたりする性格を落ち着かせることができます。
また、メスにまとわりついたり、発情期に興奮したりするのを抑えられます。

小さい頃に去勢手術をすることで、マーキングをさせなくすることができる可能性があります。
デメリット
おとなしくなって、運動不足で太ることがありますので、しっかりした食餌管理が必要です。
毛質が変わることがあります。

肛門周囲腺腫
肛門周囲にできる良性腫瘍ですが、尾や腰にできることもあります。座ると地面にこすれてしまうため、出血、化膿を起こしやすく、手入れも大変です。
手術で摘出可能ですが、肛門括約筋の筋間に存在して取りきれない腫瘍は去術手術をして腫瘍が小さくなるのを待たなければなりません。
前立腺の病気
前立腺とは膀胱の近くで尿道を包むように存在しているオス特有の副生殖腺です。
これが年を取ると少しずつ大きくなっていくのですが、あまりに大きくなりすぎると尿や便が出づらくなったり、ペニスの先から膿のようなものが出たりします。
精巣の病気
1歳をすぎても陰嚢に精巣がない場合(潜在精巣)は特に、将来腫瘍化する可能性が高いため、去勢手術が有効です。